• 本屋のあかり
執筆者:続木あかり
2023.04.15

「本屋のあかり」紹介本『ポワロと私』

『ポワロと私 デビッド・スーシェ自伝』 デビッド・スーシェ ジェフリー・ワンセル 高尾菜つこ訳 原書房 2970円

この本は、世界中で約10億人が視聴したとされ、今なお愛され続ける傑作ドラマ『名探偵ポワロ』の主人公ポワロを1988年から2013年まで、25年にも渡って演じ続けたイギリスの俳優、デビッド・スーシェの回想録です。私は、というより家族中がこのドラマが本当に大好きで、もちろんDVDも持っているのですがAXNミステリーチャンネルで、それこそ繰り返し繰り返し観ているのです。だから、この本を偶然本屋さんで見つけた時には興奮して思わず写メ撮って、遠く北海道に住む妹に「こんな本でてるんだけどいる?」ってメールしたら即、「早く買って送って!」と返事がきたので早速買って送りました。その後、ずっと、私も読みたいなーと思い続けていて、我慢ができずにもう1冊買ってしまいました。だって、表紙にでっかくポワロ様、めくるとカラー写真で様々な場面でのポワロにヘイスティング大尉にジャップ警部にレモンさんまで!もう永久保存版です。でもこのくらいのファンなんか世界中にゴロゴロいるみたいで、この本にもこんなファンが出てきます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私も、もし出会ったとしたら・・・間違いなく叫ぶだろうな~。この本では、いかにしてスーシェがポワロを演じることになったのか?誰とどのようにどんな努力をして25年間この役を演じ続けてきたのかということが余すところなく書かれていてもう胸がいっぱいになります。そして、もう一度最初から全てのシーズンを見直さなければ!という気持ちになります。なかでも私はこのポワロも好きだけれどデビット・スーシェという人物に魅了されました。そして俳優という職業って奥が深いな~とホントに感心しました。

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本屋のあかり(Akari Tsuzuki)
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