「本屋のあかり」紹介本『ほらふきのちゃんはうそつき』
『ほらふきのちゃんはうそつき』加瀬健太郎さく 横山寛多え 偕成社 1,430円

この本を紹介してくれたのは、3年前に「たかさき絵本フェスティバル」で偕成社展を開催した時に知り合った編集者の秋重羊さんです。『100かいだてのいえ』を編集したということで作家さんとギャラリートークをされました。彼女は私の中の編集者像を見事にひっくり返してくれたおもしろ人物です。金髪のくるくるパーマで筋トレで鍛えたムキムキの身体で元気いっぱいで話が合いまくりでした。当時、大谷ファンで日ハムファンにもなりかけだった私と中日ファンだという彼女とで、ずーっと野球の話と音楽の話してました。東京住みだから、東京ドームとかZOZOマリンスタジアムとか秒で行けるから、野球観戦の時は誘ってと言われるんですが、いまだに誘えてません。
そんな彼女が最近、お手紙とたくさんのDMと共にこの本を送ってきてくれました。
なんか私、すっごく乱暴な言い方かもしれないんですけど、ほら吹くのって、小説書いたり絵本書いたりの最初の一歩なんじゃないかなと思うんです。だって、ファンタジーだってミステリーだって「そんなこと、あるかーい?!」ってお話しを誰かが考えて書いてるわけでしょう?それを「あー、おもしろい!」って誰かが読んでるわけでしよう?
だから私、最近の「ちくちく言葉じゃなくてふわふわ言葉で話しましょう!」みたいな学校での取り組みも、好きじゃありません。人に「死ね!」とか平気で言うのは言語道断ですが、嫌いな相手にちくちく嫌味も学校で言えなくなったら私なんかそれこそストレスで学校に行けなくなりそうです。(だって嫌いなんだもーん。なんか言ってやりたくなるでしょ?)
私、本を作るときに編集者ってすっごく大事な存在だと思うんです。作家さんが描くにあたって、そのきっかけづくりをするわけでしょう?時には資料集めにアポ取りにいろんな事して、そんで出てきたものに対しても修正させたりボツにしたりもできるんでしょう?そんならお前が書け!!なんて思われたりしてるんですかね~。でも作品をより良いものにしたい!!という共通の想いのもとに伴走するんでしょうね。だから、きっと出来上がった本は、文章書いたり絵を描いたりした人以上に編集者の色も出るのではないか?と私は密かに思っているんですが、どうなんでしょうか?
本屋のあかり(Akari Tsuzuki)
みなさん、こんにちは。絵本と童話本の家 續木あかりです。
この番組は、毎回私が気になった絵本から読み物まで、内容を読んだりしながらご紹介していきます。そして、オススメの一曲も。お気軽に聞いていただけたら嬉しいです。
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