• 本屋のあかり
執筆者:続木あかり
2024.06.29

「本屋のあかり」紹介本『移住は冒険だった』

『移住は冒険だった』MAYA MAXX ローカルブックス 1320円

アーティストのMAYA MAXXさんは1962年に愛媛県今治市に生まれ、早稲田大学教育学部を卒業後に独学で絵を描くようになりました。私が知ったのはもう20年くらい前で『トンちゃんてそういうネコ』とか『しろねこしろちゃん』を読んだ時でした。なんかクレヨンで子どもが描いたようなでも子どもには絶対描けないあざとかわいい感じの絵で、これきっと可愛い女の子が描いてるんだろうなと思って調べたところ「えっ、この人女?男?」って驚いた記憶があります。ワークショップがお得意って聞いて、時をつむぐ会の原画展にもお呼びしたくて連絡を差し上げたこともありましたがうまくいきませんでした。テレビのポンキッキーズなんかに出たりして人気でしたもんね。その後、ずっと気になる存在だったのですが、この度、2023年のたかさき絵本フェスティバルに来て頂ける!ことになっていたのですが、MAYA MAXXさんがご病気になりまして闘病のため、高崎までいらっしゃることは断念されました。「ぜひ行きたかったので残念です。」とお手紙もいただき、勢いで母が電話もしてしまい「あなたたちの活動のことは前から知っていました。ぜひこちらに遊びにおいで!」つて、おっしゃってくださったので、この夏、私たち、行ってきます。北海道岩見沢市栗沢町美流渡へ。
2021年、夏、東京から美流渡地区へ移住したMAYA MAXXが作ったのがこの本です。インタビュー記事の中で、移住後に描くようになった絵の変化など、アートを生み出す人にしかわからない感覚の話がすごーいと思ったので読んでみます。・・・・・・・・・・・

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本屋のあかり(Akari Tsuzuki)
みなさん、こんにちは。絵本と童話本の家 續木あかりです。
この番組は、毎回私が気になった絵本から読み物まで、内容を読んだりしながらご紹介していきます。そして、オススメの一曲も。お気軽に聞いていただけたら嬉しいです。
毎週月曜日の9:30から15分間。木曜日の14:00と土曜日の17:00に再放送があります。

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